「グリム落語会」終了しました(7/15)

グリム童話初版発行200年を記念して開催しました「グリム落語会」。
グリム童話「死神の名付け親」を元に作られたといわれる古典落語「死神」を、グリム童話の故郷・ドイツでも公演をおこなった三遊亭兼好師匠が口演しました。

噺のまくらには、会場に到着した時の様子や客席の様子を盛り込みながら、経歴紹介も兼ねた三遊亭一門のお話も。
そこから〝落語の神様〟と呼ばれる落語家の話の流れで、「死神」の本題へ。

随所に時事的な話題を入れたり、現代的な言葉遣いを入れたりと、物語の場面が想像しやすく、客席からも笑い声が聞こえてきましたが、主人公が洞窟へ連れていかれる後半は、笑いも忘れて聴き入ってしまいました。

公演の後には、兼好師匠のドイツでの公演の様子や、グリム童話「死神の名付け親」と落語「死神」の違いや、「死神」のサゲの種類について、興味深いお話を聴かせていただきました。

質問コーナーでは、「死神」のサゲについて、新作落語について、お答えいただきました。
最後には、お客さまとの写真撮影や握手にも気軽にお応えいただき、大変楽しい公演となりました。

お暑い中、遠方からもご来場いただき、ありがとうございました。

出演いただきました三遊亭兼好師匠、トークセッション等ご協力いただきました日本グリム協会の橋本会長、天沼副会長、お手伝いいただきましたボランティア会員の皆さまにも、改めてお礼申し上げます。

◆素敵な色紙をありがとうございました◆

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