8/25 名作映画祭を開催します(7/6)

第1回 グリムの館 名作映画祭
平成25年8月25日(日)
9:00~19:04
前売券:500円
前売券は、グリムの館と、下野市内公民館(国分寺、南河内、南河内東、石橋)のみで販売しています。
(FKDインターパークチケットぴあと、e+では取扱していません)

当日券(700円)も販売します。
2作品目、3作品目からの入場も可能です。

近代日本の光と影を情感ゆたかなリアリズムで描いた今井正監督。
その多彩な作品群から、大ヒット作や社会派ドラマを紹介します。

上映作品
◇9:00~11:52
「青い山脈」(1949年)
出演:原節子、杉葉子、小暮実千代
1.青い山脈転校してきた女子学生をこらしめるため、いたずらで出したラブレターが思わぬ事件に発展し、封建的な因習が残る小都市は大騒ぎになる。
戦後民主主義の理想であった自由恋愛や、女性の自立・解放といった命題が、明朗で快活なユーモアのうちに描かれている。

◇12:30~14:19
「また逢う日まで」(1950年)
出演:岡田英次、久我美子、滝沢修
2.また逢う日まで少女が描いた青年の肖像画に重なる彼の声。防空壕で偶然に出会った青年と少女。そして、今も草になっている「ガラス越しの接吻」は、閉塞状況におかれた恋人たちの精神性を象徴するものであり、戦時下に青春を過ごした世代を超えて、今日でも充分に納得できるものである。

◇14:35~16:45
「純愛物語」(1957年)
出演:江原真二郎、中原ひとみ、岡田英次
4.純愛物語戦後青春映画の代表作。1954年に第五福竜丸がビキニ環礁で死の灰を浴び、改めて原水爆問題がクローズアップされていた。
焼け跡の中を懸命に生きる不良少年と少女の純愛物語に、原爆後遺症の問題が絡んでくるのも、このような社会背景を抜きには考えられない。

◇17:00~19:04
「真昼の暗黒」(1956年)
出演:草薙幸二郎、松山照夫、矢野宣
3.真昼の暗黒

1951年に山口県で実際に起きた強盗殺人事件「八海事件」を題材に、無実の罪を着せられた四人の若者たちの悲劇と、彼等の無実を信じる弁護士の奮闘を描いた社会派ドラマ。

500円の前売券で、すべての作品がご覧になれます。
会場内は飲食禁止です。
当時のオリジナルフィルムの上映のため、映像や音声に乱れがある場合があります。

主催:一般財団法人グリムの里いしばし、下野市教育委員会、
文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター
協賛:株式会社衛星劇場   協力:株式会社オーエムシー

この映画上映は、優れた映画の鑑賞の機会を提供するために、東京国立近代美術館フィルムセンターが文化庁と協力して実施する「優秀映画鑑賞推進事業」によるものです。
優秀映画鑑賞推進事業

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