グリム童話賞について、これまでに問い合わせの多い質問にお答えします。
【「未発表」の範囲を教えてください】
不特定多数の人が読むことができる状態におかれることを「発表」とします。
商用に発表されたものでなく、サークルの同人誌や個人誌に掲載した場合も「発表」とみなします。発行部数や販売冊数は関係ありません。
書いた作品の感想や意見を聞くために、家族や親しい友人に見せる場合は「発表」に含みません。
また一時期でも個人のブログ、ウェブサイト、SNS等に掲載されたものは、広く公開されているので発表されたとします。
学校や創作講座などで指導を受けた作品については、指導者に作品を応募する許可を得てください。
【他の賞に落選した作品は送ってもいいですか】
原則、他の賞との二重応募は認めていません。手直しをしていない作品はご遠慮ください。
他の賞であっても、落選した場合にはそれなりの理由があるはずです。
さらにすばらしい作品になるように読み返してみてください。
「グリム童話賞にとてもあっているから手直しをしなくても自信がある!」という場合は、先に応募した賞の主催者に確認し、必ず了解をとってからお送りください。
【作品はコピーでもかまいませんか】
1作品につき2部の提出をお願いしています。
手書きで作品を書かれている場合には、コピーでもかまいません。
2部とも手書きで書かれる場合には、文字の間違いや文章の抜けなどに注意してください。
【漢字は使わない方がいいのですか】
作品についての判断はすべて審査員の先生にお任せしていますので、具体的なことはお返事できません。
しかし、これまでに受賞作品をみると、特にひらがなばかりということはありません。
ひらがなにすることによって、意味のわかりにくい言葉もありますので、自分で読んでみて読みやすいバランスで漢字を使用するほうがよいのではないでしょうか。
漢字を使用しても、受賞作品を作品集にする場合には、小学3~4年生が読めるくらいのフリガナをふらせていただいています。
【一行目から本文を書いていいのですか】
作品には表紙を付けていただいているので、一行目から作品を書き始めてください。
一行目にタイトル、二行目に名前、三行目を空けて四行目から本文、とされる方もいますが、あまり必要ではありません。
【先に送った作品と差し替えてほしいのですが】
作品の差し替えはいたしません。
お送りになる前に、不備な点がないか必ずご確認ください。
【その他のお願い】
基本的に内容については選考委員にお願いしておりますので、作品内容によって受付時点で落選することはありませんが、以下の場合については、受付いたしかねます。
①表紙記載内容に不備がある
②テーマが違っている ※テーマは毎年変わります。
③創作童話ではない
グリム童話に関する論文や詩、俳句など物語の形式になっていないものは、募集対象外です。
受賞にかかわらず結果通知を希望される方は、同封の封筒に、必ず切手を貼り、住所氏名を記入してください。
2024年10月以降、郵便料金が値上げされています。必ず値上げ後の額面切手を貼付してください。不足分の負担はいたしません。
記入がない場合は、返信が遅れることがあり、また正確に届かない場合があります。
応募内容に不備があり、作品を受け付けられなかった場合には、結果通知は届きません。
また締切にもご注意ください。11月3日の消印有効です。
ポストの集配時間によっては3日に投函しても消印が翌日になってしまうことがあります。
せっかくの作品が選考外にならないように、ご注意ください。
※宅配便のメール便など消印がない場合、営業所からの発送日を参考にさせていただきます。
【郵便料金について】
郵便料金不足で届いた作品は「受取拒否」とし、こちらで送料を負担することはありません。
封筒に差出人の住所氏名の記載がない場合は、返送されないおそれがあります。
あらかじめご了承ください。
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