第21回「グリム童話賞」決定しました(1/21)

昨年4月より募集を行いました「第21回グリム童話賞」(テーマは「猫」)について、慎重かつ厳正な審査を行った結果、下記の通り入賞作品並びに入賞者が決定しました。

[一般の部]
大 賞
「ひっつき虫の三姉妹とノラネコ」 小林貴弘(東京都)
優秀賞
「猫の御裁き」 森都芽美(岡山県)
「カギしっぽ猫のキイ」 よねむらけいこ(東京都)
佳 作
「せんたく屋トラジロウ」 菜花あさと(福岡県)

[中学生以下の部]
大 賞
「ぬいぐるみレビュー☆」 久米結子(東京都)
奨励賞
「シュタルクと野生の飼い猫」 根本美織(栃木県)
「猫と家族」 小野真悟(静岡県)
「トラジローとメデタイ焼き」 中島葵生(栃木県)
「大切な物が、ない!?」 上條陽向(栃木県)

入賞者の皆さまには、1月18日付けで結果通知をお送りしております。
なお、新型コロナウイルスの感染拡大予防のため、本年度は贈呈式を行いません。

作品応募時に結果通知を希望された方へは、本日発送予定です。
選考委員から特別な評のない場合には、個人への作品講評はいたしません。

大賞作品は、2月13日から開催します「第40回企画展」会場にて展示します。
入賞作品を掲載した「作品集」は企画展会場で販売するほか、電子書籍(PDFデータ)として販売します。
作品集の販売・購入については、こちらをご確認ください。
作品集には、入賞作品9編と、選考委員による講評を掲載しています。

[審査員講評](要約・抜粋しています)
研究のための資料として昔話を集めていたグリム兄弟は、昔話が後世へ伝える“民衆の心”に気がつきます。
そしてお話の面白さだけではなく、昔話を語った人々の心の動きまでも後世へ伝えていこうとしたのです。
今回上位に選ばれた作品には、そんな“心”のありようが感じられました。
登場人物たちの心の動きや揺れがうまく表現され、それを受け取った読者にも様々な心の反応が現れるでしょう。

※入賞作品集に誤りがございます。
 17ページ上段11行目  誤「にゃんやんととばれて」 → 正「にゃんにゃんとよばれて」
訂正してお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけいたしました。

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