第2回 グリムの館 名作映画祭
平成26年10月10日(金)11日(土)
前売券:500円
前売券は、グリムの館と、下野市内公民館(国分寺、南河内、南河内東、石橋)のみで販売します。
※10/8 公民館での取り扱いは終了しました。
前売券希望の方は、直接グリムの館にお問い合わせください。
※前売券は、10月9日までの販売です
(FKDインターパークチケットぴあと、e+では取扱していません)
才気あふれる作風で日本映画の刷新を試み続けた市川 崑―。
小説の映画化として評価の高い作品に、国民的論議を巻き起こした記録映画を加えた4作品を紹介いたします。
上映作品
10日(金)
◇18:00~20:49
「東京オリンピック」(1965年)
記録映画。
今からちょうど50年前、1964年10月10日から24日まで開催された第18回オリンピック東京大会のメモリアル・フィルムとして、市川崑総監督以下、561人のスタッフが集結して製作された話題作。カンヌ国際映画祭批評家協会賞受賞。
11日(土)
◇10:30~12:14
「野火」(1959年)
戦争末期のレイテ島の戦場で、食糧難から部隊からも病院からも見捨てられた主人公。さまよううちに二人の敗残兵の知り合うが、自分も殺されそうになり、逆に相手を殺してしまう。戦後の戦争文学に大きな足跡を残した大岡昇平の同名小説を映画化した。
◇13:15~15:07
「おはん」(1984年)
10年の歳月をかけて宇野千代が書き上げた昭和文学の古典的名作を、市川崑監督が吉永小百合を主演に迎えて映画化。出来心から妻を捨てた男が、芸妓と元妻の間で揺れ動く心の迷いを、やがて迫り来る我が子の水死という因果応報的な世界観とともに描き出している。
◇15:25~17:03
「おとうと」(1960年)
温かみの欠けた家庭にあって、姉と病床の弟とが寄せ合う深い愛情の交歓をきめ細やかに描いた幸田文の小説の映画化。市川監督はこの映画に「銀残し」という特殊な技術を導入した。カラー映画でありながら白黒映画のようなくすんだ色調を醸し出す技法で、その渋い色合いがノスタルジックな空気を与えている。
500円の前売券で、すべての作品がご覧になれます。
※前売券は、10月9日までの販売です
前売券の取り置きも承ります。遠方にお住まいの方はお問い合わせください。
会場内は飲食禁止です。
当時のオリジナルフィルムの上映のため、映像や音声に乱れがある場合があります。
主催:一般財団法人グリムの里いしばし、下野市教育委員会、
文化庁、東京国立近代美術館フィルムセンター
協賛:松竹ブロードキャスティング株式会社 協力:株式会社オーエムシー
この映画上映は、優れた映画の鑑賞の機会を提供するために、東京国立近代美術館フィルムセンターが文化庁と協力して実施する「優秀映画鑑賞推進事業」によるものです。