ネイチャーゲーム[秋]終了しました(10/27)

台風の影響が心配されていましたが、前日とは打って変わってとても気持ちのよい秋晴れとなりました。

「五感」を普段より意識しながら、森の中でゲームをします。
最初は目をつぶって周りの音を聞く「音いくつ」
聴覚=聞く感覚に意識を集中させます。
鳥の鳴く声、犬の鳴き声、人の靴音、風が木々を揺らす音…。
いろいろな音に気が付きました。

次は、嗅覚=匂いをかぐ感覚を意識して、園内にある甘いにおいの木を探します。
これは、駐輪場近くにある「桂の木」でした。
特に落葉した後、雨などでしっとり濡れているときが一番香りが強いとのことですので、今日はとても甘い香りがしました。

次は二つのグループに分かれて、視覚=よく見る感覚を養う「カモフラージュ」「葉っぱじゃんけん」を行いました。
「カモフラージュ」は、講師の先生が森の中に隠した「自然ではないもの」を探します。
周りの色と似ているもの、小さいものはなかなか見つかりませんでした。
「葉っぱじゃんけん」は、森の中からたくさんの落ち葉を拾い、「一番赤い葉っぱ」や「一番つるつるしている葉っぱ」など、先生が出すテーマに一番近い葉っぱを一斉に出すゲームです。
葉っぱをたくさん触る=触覚も意識して、いろいろな種類の葉っぱを探しました。
葉っぱじゃんけん

最後は、その探した葉っぱで絵を描く「にこにこぷん」をしました。
シールに目を書いて葉っぱに貼ったり、台紙に手足を書いたりと、思い思いの作品が完成しました。
にこにこぷん

ゲームを進めるうちに、みなさん周りの様子―森のにおいや葉っぱの色、動いている虫たち―にいろいろ気が付くようになりました。
普段何気なく通っている道、遊んでいる庭にも、注意してみると、いろいろ面白いものが潜んでいるかもしれませんね。

次回のネイチャーゲーム[冬]は、12月21日(土)10:00~ です。
冬の森でゲームをするほか、松ぼっくりを使ったクリスマス向けのクラフトも行います。
天気の悪い時やとても寒い時は屋内で行います。
何もないような冬の森には、どんな不思議が隠れているかな。
現在、参加申し込み受付中です。
来館、電話(0285-52-1180)、メールフォームからお申し込みください。

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展示資料を貸し出しています(10/23)

現在、グリムの館で所蔵、展示している一部資料を、岩手県遠野市にある遠野市立博物館に貸し出しています。

遠野市立博物館では、11月1日より、平成25年度秋季特別展「西のメルヘン 東の昔話 ~佐々木喜善とグリム兄弟~」展が開催されます。

この展示会に、グリムの館で所蔵している資料の中から、グリム兄弟が最後に出版した第7版の初版本や、大正から昭和にかけて日本で出版されたグリム童話集など、17点の資料を貸し出しております。
ご来館の皆さまには、ご迷惑をおかけいたします。
返却は11月下旬を予定しており、12月には、また皆さまにご覧いただけることと思います。

民間伝承や民俗学に興味のある方、岩手県へお出かけの方は、ぜひ遠野市立博物館へお立ち寄りください。

西のメルヘン 東の昔話
 佐々木喜善とグリム兄弟

11月1日(金)~11月23日(土)※11日、18日は休館
午前9時~午後5時
遠野市立博物館 企画展示室
一般300円、高校生以下150円
公式サイト 遠野市立博物館
問い合わせ:0198-62-2340
この展示会の内容につきましては、遠野市立博物館へ直接お問い合わせください。

「遠野物語」の舞台として知られる岩手県遠野市。
この「遠野物語」は現在の遠野市出身である佐々木喜善が蒐集した民間伝承を、柳田國男が本に著したものです。
地域や人々の間に伝わる民話を蒐集し後世に伝えた佐々木喜善は、その研究方法や功績から「日本のグリム」と呼ばれています。

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台風26号の影響について(10/16)

大型で強い台風26号による強い風の影響で、園内に木の枝などが散乱しています。
随時、清掃活動を行っていますが、作業にはしばらくの時間がかかりそうです。
園内を散策する際には、足元に十分ご注意くださいますよう、お願い申し上げます。

なお、建物には影響がなく、通常通りご利用いただけます。

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