おはなしフェスト終了しました(6/4)

親子でグリム童話をはじめとする昔ばなしに親しむイベントとして始まったこの「おはなしフェスト」も、15回めを迎えました。
雨天が予想されていましたが、開催中は雨も降ることなく、時折気持ち良い風の吹く中での開催となりました。

しもつけジュニアオーケストラの皆さんのオープニング演奏の後、語りや紙芝居、エプロンシアターなど、いろいろな手法の読み聞かせの公演を行いました。

園内では、模擬店のほか、森の中を走るミニ新幹線も子どもたちに人気でした。
昼休みには、薬師寺幼稚園の園児の皆さん、野ばら幼稚園の園児の皆さんに、歌と演奏の発表をしていただきました。

午後は、もの作り教室と講演会を行いました。
グリム童話の初版発行200年を記念した講演会は、「グリム童話200年の秘密」と題し、4名のパネリストによるディスカッション形式で行われました。
グリム童話に登場する女性についてや、グリム童話が日本へ伝わった経緯、グリム兄弟に会った日本人についてなど、テーマは多岐にわたり、とても興味深い話を聞くことができました。

例年よりも大勢のお客さまにご来場いただき、ありがとうございました。
一時、駐車場が満車になり、ご案内が遅れましたこと、お詫び申し上げます。

ご出演いただきました各団体のみなさま、講師の先生方はもちろん、
模擬店に出店いただきましたみなさま、
ミニ新幹線の運転をしてくださいましたシルバー人材センターのみなさま、
受付などご協力いただきましたボランティア会員のみなさま、
駐車場をお借りしました株式会社CKPさま
また、ご来場いただきましたみなさまに、改めて感謝申し上げます。

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一筆箋を販売しています(6/2)

グリムの館売店では、オリジナルグッズ「一筆箋」を販売しています。

30枚つづり、350円です。

売店では、その他にも、日本語、ドイツ語、英語のグリム童話の絵本や、
はらぺこあおむし、マウス、がまくんとかえるくんなど、世界の人気キャラクターのグッズを販売しています。
ご来館の際には、ぜひお立ち寄りください。

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6/3 講演「グリム童話200年の秘密」開催(5/15)

赤ずきん、白雪姫、ブレーメンの音楽隊…
現在私たちが「グリム童話」として親しんでいる童話は、今から200年前の1812年、「子どもと家庭の童話」としてドイツで出版されました。
この本は、兄のヤーコプ・グリムと、弟のヴィルヘルム・グリムという2人の兄弟が、ドイツに伝わる昔ばなしを身近な女性たちから聞き集め、1冊にまとめたものです。
今では「グリム童話」として、世界中の子どもたちに読み継がれています。

なぜ、グリム童話は200年もの長い間、読み継がれているのか。

ドイツの歴史や文学、そしてグリム童話をはじめとする児童文学に精通している4人のパネリストが、ディスカッション形式でその秘密に迫ります。

6月3日(日) 午後2時から
グリム童話初版発行200年記念

「グリム童話 200年の秘密
入場無料

パネリスト紹介
西村佑子

ドイツ文学者。魔女研究の第一人者。「グリム童話の魔女たち」「魔女の薬草箱」など、ドイツ・魔女に関する著作多数。
1999年と2001年には、グリムの館において魔女に関する企画展も監修いただきました。

橋本孝

宇都宮大学名誉教授。ドイツ文学者。日本グリム協会会長。栃木日独協会会長。
著作に「グリム兄弟とその時代」など。

久保華誉

國學院大學大学院文学科日本文学(伝承文学)専攻博士課程後期修了、博士(文学)。
日欧民間説話の比較研究を通して異文化の受容と変容を研究テーマとし、口承文芸における児童文学や口演童話などの受容を研究している。

天沼春樹

作家、ドイツ文学者。日本文藝家協会会員。著作に「メルヘン標本箱」「飛行船ものがたり」など。
グリム童話の絵本翻訳作品も多数。

※一部告知では、「午後1時30分から」とお知らせしておりましたが、会場設営の都合により、「午後2時から」に変更となります。

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