~2/21 第35回企画展を開催しています(2/14)

第35回企画展
「第16回グリム絵画展 並びに
  第16回グリム童話賞 入賞作品展」

会期:平成28年2月14日(日)~2月21日(日) ※16日(火)は休館
時間:午前10時から午後4時 ※最終日は午後3時まで
入場料:無料

先日決定した第16回グリム絵画展の入賞作品34点と入選作品348点、
第16回グリム童話賞の一般の部、中学生以下の部それぞれの大賞作品2編を
多目的ホールに展示します。
グリム童話賞の入賞作品は、作品集の形で読むことができます。

また2月14日には、絵画展審査員である、日下田英彦先生と渡辺正巳先生による合評会を行います。
グリム絵画展へ作品を応募された方であれば、どなたでも自由に参加できます。
予約・申し込みは不要です。下記時間にお集まりください。
◇2月14日(日)13:30~16:00
参加者の人数等によっては、取り上げる作品の点数や時間を限らせていただくこともございます。
あらかじめご了承ください。

関連リンク:
グリム絵画展 決定しました
グリム童話賞 決定しました

◆2階ギャラリーには、これまでのグリム絵画展大賞作品を展示しています。
合わせてご覧ください。

[贈呈式終了しました]
2月13日(土)には、グリム絵画展、グリム童話賞合同の贈呈式を行いました。
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遠方からも足をお運びいただき、ありがとうございました。
式典後のレセプションでは、審査員、選考委員の先生方に作品について質問されたり、受賞者同士で創作についてお話されるなど、和やかな雰囲気でした。

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第16回「グリム絵画展」決定しました(1/30)

1月23日、24日の両日、搬入を受け付けました第16回グリム絵画展。
1月26日に審査を行い、下記の作品が入賞となりました。

一般の部 グリム大賞
一般の部大賞「明日香川秋色」
「明日香川秋色」古島淑子

幼少中の部 グリム大賞
幼小中の部大賞「いっすんぼうしをよんで」
「いっすんぼうしをよんで」乘田桜来

その他の作品は以下の通りです。
【一般の部】
グリム準大賞
「秋の農村公園」渡邉成一/「白い花の咲く頃(星宮神社の杜を見る)」佐藤惠子/
「鎮守の森」秋山尚江

グリム賞
「変わりゆく我が故郷」関口まさ子/「緑小学校通学路の桜紅葉」川勾英雄/
「夕暮れ」篠原幹雄/「早春」川田芳雄/「木漏れ日(天平の丘)」大根田登美子

白馬会賞
「幹の詩」小金沢久枝
一般社団法人下野市観光協会長賞
「菜の花咲く姿川」中山三男
国際交流協会長賞
「防人の径(天平の丘公園内)」石田雄二
特別賞
「薬師が池」實吉靜江/「田の片づけ」竹田道子/「水の情景」亀田紀子/
「下野薬師寺戒壇院」伊澤菊恵/「白木蓮の咲く頃」青山初枝

【幼少中の部】
グリム準大賞
「グリムのおかしのいえ」伊澤晶子/「いちごがり」鈴木海舟/「海の生き物」姚明宇
グリム賞
「グリムの館」村上とわ/「ねこのダンス」福田和真/「カブトムシ」小林遥斗/
「森のフクロウ」国分涼/「磯川」片桐理央奈

ルートヴィッヒ・エーミール・グリム賞
「卒業から入学へ」難波明珠子
特別賞
「みんなでプール」篠崎結菜/「秋の落ち葉」大橋結愛佳/「グリムのにわにねこがいたよ」伊藤颯祐/
「たうえ」和田蒼真/「わたしのかお」湯本結夢/「ふん水とグリムの家」宮島遼人/
「じいちゃんの畑」鈴木和望

第16回グリム絵画展の入賞・入選作品382点は、2月14日から21日まで、グリムの館多目的ホールに展示します。
「第35回企画展」チラシ

入賞作品を掲載した「作品集」は、電子書籍として販売しています。
第16回の入賞作品集は、2月14日以降に販売予定です。
作品集の販売・購入についてはこちらでご確認ください。

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第16回「グリム童話賞」決定しました(1/18)

昨年4月より募集を行いました「第16回グリム童話賞」(テーマは「星」)について、慎重かつ厳正な審査を行った結果、下記の通り入賞作品並びに入賞者が決定しました。

【一般の部】
大 賞
「いくすしほ、の夜」 山下 みゆき(大阪府)
優秀賞
「星を見るために」 村上 あつこ(東京都)
「星になったソラちゃん」 田中 信彦(東京都)
佳 作
「星が生まれた日」 藤澤 ナオ(神奈川県)
「星編み天使の木」 イデ クララ(アメリカ)
「お化け星とお化け」 美ら(神奈川県)

【中学生以下の部】
大 賞
「星を育てたおじいさん」 蓬田 萌乃香(栃木県)
奨励賞
「流れ星のなみだ」 佐々木 優子(東京都)
「夜のヒミツ」 阿部 洸(新潟県)
「湖と星の言い伝え」 中島 芽生(栃木県)

入賞者の皆さまには、1月15日付けで、贈呈式のご案内をお送りしました。
作品応募時に結果通知を希望された方へは、本日発送予定です。
選考委員から特別な評のない場合には、個人への作品講評はいたしません。

大賞作品は、2月14日から開催します「第35回企画展」会場にて掲示いたします。
入賞作品を掲載した「作品集」は、電子書籍として販売しています。
発売は2月中旬を予定しています。
作品集の販売・購入についてはこちらでご確認ください。
作品集には、入賞作品10編と、選考委員による総評、各作品への講評も掲載いたします。

【審査員講評】(要約・抜粋しています)
「星」というテーマで募集した今回は、ロマンチックで想像力を刺激する物語が多く寄せられた。
総じての印象は、夜空の星からの連想で、悲しい別れとか、死者への想いとか、わたしたちに共通するイメージがまず先行している作品が多かった。その中、構成や設定が巧みな作品に、審査員の関心が集中した。
おなじ方向性でも、どれだけ心や魂をこめられるか、とってつけたような創作ではない心情が感じられる作品群が最終選考に残ってきたように思われる。
大賞、優秀賞の三作は、どれも各審査員が認める出来栄えであって、僅差であるが、山下みゆき氏の語り口と情感の表現が他をしのいでいるとの評価で大賞に選ばれたものである。

中学生以下については、大賞以下の4作品に共通して言えるのは物語に「心」があるということではないだろうか。
創作をはじめるまえに、ストーリーが浮かんだらすぐに書き出さず、「心」の中でその物語をころがして「いったいどうしてこんな話がうかんだのかな」など、静かに考えてみるといい。
応募されたみなさんは、お話づくりをとおして、自分の気持ちをみつめる機会があったと思う。生活文ではなくて、おはなしの世界で自分の思いを解き放つことも大事な経験であるし、素敵なことだ。
一つの作品を書き上げた瞬間、みなさんはもう、形には見えないがキラリと光る星のひとつを手に入れたのではないだろうか。

中学生以下の部、大賞受賞の蓬田さん、奨励賞受賞の中島さんは、下野市立古山小学校に通われています。
地元小学生の「ダブル受賞」となり、下野新聞さんでもご紹介いただきました。
「グリム童話賞に古山小5年生が『ダブル受賞』」(1月20日付 下野新聞)

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