「かるた」「伝説集」販売しています(2/3)

下野市教育委員会では、下野市に伝わる伝説や民話などを採集した伝説集「下野市の伝説~ふるさとめぐりの旅」を作成しました。
合わせて、以前作成した「下野市ふるさとかるた」も再販しました。
多くの方に手に取っていただき、ふるさと下野市の理解を深めていただくため、希望の方に頒布いたします。

「下野市の伝説」 1冊500円
「ふるさとかるた」1組500円

伝説集、ふるさとかるたは、以下の施設で販売しています。
・下野薬師寺歴史館
・グリムの館
・オアシスポッポ館
・下野市 学校教育課(下野市役所3階)

伝説集、ふるさとかるたについて、詳しくは、学校教育課(0285-32-8918)へお問い合わせください。

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第14回「グリム絵画展」決定しました(2/1)

1月25日、26日の両日、搬入を受け付けました第14回グリム絵画展。
1月29日に審査を行い、下記の作品が入賞となりました。

一般の部 グリム大賞
一般の部大賞「烏ケ森公園」「烏ケ森公園」川勾英雄

幼小中の部 グリム大賞
幼小中の部大賞「早く帰ろう」「早く帰ろう」難波明珠子

その他の作品は以下の通りです。
【一般の部】
グリム準大賞
「初秋の姿川」入澤八重子/「晩秋の姿川」大根田登美子/「姿川慕景」菊田一馬
グリム賞
 「淡墨桜」石原美子/「白鳳文化を偲ぶ」伊澤菊恵/「やすらぎ橋散歩道」古島淑子
 「味な店」関谷文夫/「池のハーモニー」渡辺美代
特別賞
 「麦秋…うつろい」八下田洋子/「合掌の桜」亀田紀子/「水鏡に惹かれて(天平の丘)」實吉靜江
 「蔓巻公園」木村英子/「県道146号 It’s gonna be a bright」中澤吉巳
白馬会賞
 「安国寺」永井キク
観光協会長賞
 「慈眼寺」生沼キミエ
国際交流協会長賞
 「風薫る林道」平塚末子

【幼小中の部】
グリム準大賞
「ながぐつをはいたねこ」髙田侑奈/「ザリガニつれたよ!」渡邉瑞生/「森の中の館」篠崎菜花
グリム賞
 「ママだいすき」平出稟温/「ながぐつをはいたねこ」堀井駿汰/「花火大会」仁平帆乃花
 「ぼくとカブトムシが集まる木」鈴木和望/「ふん水のあるグリムの館」高久颯太
特別賞
 「ながぐつをはいたねこ」斎藤悠希/「すてきなながぐつ」古賀美由/「きんのがちょう」戸野塚航汰
 「いちょうの木」山家楓花/「下野名産物かんぴょう」鈴木わかば/
「アメニティーパークと大きな風車」稲木冴華

同賞内の順番は、搬入の受け付け順です。
第14回グリム絵画展の入賞・入選作品341点は、2月16日から23日まで、グリムの館多目的ホールに展示します。
詳しくは「第33回企画展」チラシをご覧ください。

入賞作品を掲載した「作品集」は、電子書籍として販売しています。
作品集の販売・購入についてはこちらでご確認ください。

【審査員総評】

一般の部
今までの作品と比べ、意識的・意欲的に作家の気持ちが表現されている作品があり、見る者の心を引く作品があった。
単なる樹木を風景画として描く作品ばかりでなく、個々の独自の表現による作家の特質が表れている作品も溢れている。

幼小中の部
全体的に発達段階に応じて、自分なりに表現している作品が多かった。特に、入賞した作品は、作者の心情や自分なりの色や形、描き方などを工夫して表現していた。
今後、幼児の作品については、子供のものの見方や考え方、感じ方などを大切にし、自由に表現することが望まれる。

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第14回「グリム童話賞」決定しました(1/19)

昨年4月より募集をおこないました「第14回 グリム童話賞」(テーマは「石」)について、慎重かつ厳正な審査を行った結果、下記の通り入賞作品並びに入賞者が決定しました。

【一般の部】
大 賞
「漬物大明神」 小田由紀子(岡山県)
優秀賞
「猫の月時計」 小林栗奈(東京都)
「つまずき石」 むかいもと実穂(神奈川県)
佳 作
「さぶ助がだいた石」 まきえまき(東京都)
「石のおねがい」 百戸あきこ(栃木県)
「おじいちゃんは石頭」 廣田晃士(京都府)

【中学生以下の部】
大 賞
「ユウレイの、石」 REINA(アメリカ)
奨励賞
「夏休みと不思議な石」 有馬京香(茨城県)
「ふしぎな石」 鹿山涼太(栃木県)
「魚の石」 中島芽生(栃木県)

入賞者の皆さまには、1月16日付で、贈呈式のご案内をお送りしました。
作品応募時に結果通知を希望された方へは、本日発送予定です。
選考委員から特別な評のない場合には、個人への作品の講評はいたしません。

大賞作品は、2月16日から開催します「第33回企画展」会場にて掲示いたします。

入賞作品を掲載した「作品集」は、電子書籍として販売しています。
作品集の販売・購入についてはこちらでご確認ください。
作品集には入賞作品10編と、選考委員による総評、各作品への講評も掲載いたします。

関連リンク:グリム童話賞 締め切りました

【審査員講評】(要約・抜粋しています)
今回の題は「石」であったが、発想が似たものが多くみられた。
多くは、魔法の石であるとか、石が話しだすとか、宝石の秘密であるとかのアイデアが目立った。
 最初にうかんだアイデアから物語を創作するのはよいが、その発想をよく咀嚼して、また自分自身の思いなどもじっくり考えたうえで、熟成させてから筆をおろしてほしいと思う。
思いつきのまま、スタートしてしまうと、どこかで破たんがあったり、着地点も意外と平凡で、竜頭蛇尾に終わってしまうこともある。
どの作品も期待して読ませていただくので、お話を書きだす前に、すこし我慢して「熟成」させてほしいと思うことしばしであった。
入賞した作品は、500編以上の作品の中から最終選考に残っており、各作品にはそれぞれキラリと光る宝石がふくまれていたにはちがいない。
ただ、まだ原石のまま磨きがたりないところもあるようで、さらに磨いて精進されることを期待したい。
選外の応募の方々にも、言葉と心をみがいているうちに、きっと読む人をひきつける作品が生まれるはずだと申し上げておきたい。

中学生以下の部で、とくに学年が上のみなさんの作品を拝見していつも感じるのは、無国籍童話的、カタカナの主人公とロールプレイングゲームやファンタジーのイメージの濃い、どこかで読んだストーリーであったり、とても10枚の紙幅ではおさまりきれない構想のあらすじを書いているだけにしかみえない作品が目立つということである。
また、会話を生かしてライトノベル調に話をどんどん進めていくのはよいが、読者がおいてきぼりにされてしまう説明不足、描写不足といったダメだしをしたくなることが多い。
文字数が限られた中でのストーリー展開であるから、それなりの整理をしておかないと、わかっているのは自分だけということになりかねない。

なぜ書くのか? なぜ書きたいのか? 書いていてたのしいのはなぜか?
まず、グリム童話に代表されるメルヒェンの世界に心を遊ばせるひとときのことを、じっくり考えていただきたい。
そうして書き上げた自分の作品は、だれがなんといおうと、それぞれの「宝石」「たからもの」であるのはまちがいないと思うのだ。

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